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2009年2月20日 (金)

天然の緑黄色野菜の効能と、カプセルの効能の違い

 

喫煙男性を対象に、β-カロチンの摂取が、肺がん予防につながるかどうか調査した結果がある。

喫煙者にβ-カロチンのカプセルを5~8年摂取してもらい、その後の肺がん発生の有無を調べたところ、摂取したほうが肺がん発生リスクが18%高かった!?という。

このカプセル内の合成されたβ-カロチンは天然に存在するβ-カロチンと化学式はまったく同じものだった。ではなぜか?・・・。

天然のβ-カロチンには、合成物にはない立体構造をしたものが混じっている。また、合成物のカプセルを使うと、血液中のβ-カロチン濃度が異常に上昇してしまうのに対し、天然物のほうは吸収が遅いこともあり、血中濃度が適度に保たれることがわかっているとのことだ。

緑黄色野菜にはβ-カロチンのほかに、リコピン、α-カロチンなど他の色素類(カロチノイド)も多く含まれ、こうした他のカロチノイドのがん予防効果を重視する専門家がすくなくない。警戒すべきは、合成β-カロチンの過剰摂取であり、緑黄色野菜での摂取は、従来どおり、おおいにすすめられるという結論に落ち着くようだ。

 

 

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