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2008年9月16日 (火)

60歳以後も国民年金に加入するのは得か?

公的年金を損か得かで考えるのは邪道だ。年金はお互いの助け合いの制度だからだ。しかし、お金に関わることだから、ある意味で損得は生じる。

年金で一番得することは、長生きすることだ。老齢年金は死ぬまで払われるからだ。平均年齢で死ねば、まあ、トントンだろう。200歳まで生きれば、60歳で亡くなった人と比べれば、得なことは誰にでも分かる。年金は長生きしてしまう不幸?のためにある制度だ。

さて、国民年金はフツウの場合、60歳まで40年間保険料を納めて、65歳からもらうものだ。しかし、60歳までに40年に足りない場合もある。この場合、満額の年金がもらえない。そこで、満額の年金に近づけるために60歳を過ぎても、65歳までは、保険料を納めることができる(任意加入という)。例えば、60歳までに35年納めた人が、あと5年分納める場合で考えてみる。

納める保険料は5年分で864,600円だ。これを納めることによってもらえる年金の増加分は、年99,000円だ。

納めた864,600円のモトをとるは、約8年9か月かかる。つまり、73歳9か月になったときトントンになって、この歳以降は、毎年99,000円得になる。

この例の場合では、健康に自信がなくて、”せいぜい俺の寿命は70歳までだ”と思う人は、損だと考えるだろうし、”俺は80歳まで生きる”と思う人にとっては得、ということになる。

5年分で864,600円=14,410円(月)×60ヵ月

年99,000円=792,100円(40年:満額)÷480ヵ月×60ヵ月

約8年9か月=864,600円÷99,000円

なお、例えばサラリーマンで、厚生年金だけ38年の人が60歳で定年退職したという場合、退職後、あと2年、国民年金に任意加入するという方法もある。

 

 

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